牧水歌碑

畑毛温泉

静岡県田方郡凾南町の柿沢川沿いに畑毛排水機場がある。


畑毛排水機場の脇に若山牧水の歌碑があった。


長湯して飽かぬこの湯のぬるき湯にひたりて安きこころなりけり

大正１１年（１９２２年）９月、牧水は畑毛温泉に滞在して２７首の歌を詠む。

牧水の第１４歌集『山桜の歌』に収録。

畑毛温泉は泉温３３℃の「ぬるき湯」である。

昭和６３年（１９８８年）１０月、牧水没後６０年に歌碑建立。

牧水は畑毛温泉「いずみ荘」に泊まった。

「いずみ荘」の裏庭に牧水の歌碑がある。


人の来ぬ夜半をよろこびわが浸るいで湯あふれて音たつるかも

現在は「ケアステーションいづみ苑デイサービス」として運営している。

大正１１年（１９２２年）１０月１４日、牧水は 『みなかみ紀行』 の旅に出る。

牧水歌碑 に戻る