このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
牧水歌碑
関越自動車道水上ICから国道291号に入る。
国道291号を左折して
谷川温泉
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谷川温泉の由来
むかしむかし、川岸に夜な夜な光立ちてその色碧くるりの如し。村人不思議に思ひ、ある夜密かに近寄り見れば輝くばかりの美しき姫が一人清流に身を清め居給ふ。人々はこれぞ富士浅間大菩薩の化身ならんと、恐れおののきながらも更に近寄らんとすれば光も姫もたちまち消えうせてその岩間より温泉湧き出ていたり。
富士浅間神社
富士浅間神社の前に若山牧水の歌碑がある。
わがゆくは山の窪なるひとつ路冬日光りて氷りたる路
大正7年(1918年)11月16日、若山牧水は湯桧曽 から山路を越えて
谷川温泉
に着いた。
夕かたの山路を越えて、灯ともしごろに此処についた、名のごとく谷川の岸、通された室はその谷の瀬の上につき出てゐた、障子をあけると大きな山が真白になつて聳えて居る、
「大きな山が真白になつて聳えて居る」のは谷川岳。
雪山が雪雲に覆われているので、はっきりしない。
湯原より利根の渓に沿うて湯桧曾に溯り更に転じて谷川温泉に到る。
わが行くは山の窪なるひとつ路冬日ひかりて氷りたる路
第13歌集『黒土』
昭和43年(1968年)5月28日、除幕
大悟法利雄『牧水歌碑めぐり』によれば、51番目の牧水歌碑である。
湯宿温泉
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