このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
新年の旅日記
内子町五十崎
〜碑巡り〜
内子町五十崎
(いかざき)
の県道229号鳥首五十崎線沿いに幾つかの句碑がある。
正岡子規の句碑
糸のべて凧の尾垂るゝ水田哉
『俳句稿』(明治三十一年 春)所載の句。
久保興業の前に中村草田男の句碑があった。
既に妻の朝の物音空に凧
草田男は幼少年時代を父の郷里である松山で過ごした。
隣に
種田山頭火の句碑
もあった。
凧を空に草むしりをる静心
昭和14年(1939年)、松山の
一草庵
に落ち着いた。
平成2年(1990年)10月、岡田巳宣建立。
伊予銀行五十崎支店の横にも正岡子規の句碑があった。
二村の凧集まりし河原かな
『寒山落木 巻五』(明治二十九年 春)所載の句。
五十崎は凧で有名。五十崎凧博物館がある。
まだ句碑があったようだが、雪が降り出したので引き上げる。
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