このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

今年の旅日記

石鎚神社〜文学の森〜
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JR予讃線石鎚山駅下車。

一ノ鳥居


 石鎚神社は、神体山として関西第一の高峰、日本七霊山の一つ石鎚山を仰ぎ、この本社、石鎚山中腹の成就社、土小屋遙拝殿、そして石鎚山頂鎮座の頂上社の4社の総称です。御祭神は、石土毘古命(石鎚大神)と申し上げ、所願成就の神として国内外に信仰篤く、特に家内安全、厄除け開運、病気平癒、交通安全の神として尊崇されています。7月1日より7月10日までの石鎚山お山開きには、本社の御神像三体が、頂上社へと御動座され、夏の香気と霊気に満ちたお山は、頂上社を詣でる白装束の登拝者で賑わい、一千三百有余年の山岳信仰の歴史を今に伝えています。

石鎚神社神門


霊峰石鎚山総本宮石鎚神社ご案内

 石鎚神社は、関西第一の高峰石鎚山(1,982メートル)を神体山として仰ぐ、奥宮頂上社・中宮成就社と土小屋遥拝殿・そしてこちらの口之宮(くちのみや)本社の4社の総称です。

 御祭神は、石鎚毘古命(いしづちひこのみこと)をお祀り申し上げ、石土毘古命(いわづちひこのみこと)・石鎚大神とも申し上げ、伊邪那岐命・伊邪那美命の第二番目の御子にあたり、諸願成就の神社として知られていますが、殊に家内安全・厄除開運・病気平癒の神として篤い信仰を受けています。

 石鎚山は、日本七霊山・日本百名山の一つに数えられ、今から約1,300年の昔、役小角(えんのおづぬ)によって開山され、、弘法大師も修行したと伝えられる修験道の霊山です。山頂よりは、天候が良ければ土佐湾・太平洋また、瀬戸内海を越えて中国・九州の山々まで遠望でき、変化に富んだ風景が四季を通じて楽しめます。時には、雲海が眼下に広がり、夜には満天の星空、そして朝には素晴らしいご来光と野鳥の囀り、正に「神」鎮まる御山です。

 本日ご参拝頂きました本社本殿前の石段には、石鎚山に安永8年に掛けられた鉄の鎖を手摺りとして取り付け、皆様に御山の霊気に触れて頂いております。

 石鎚信仰1,300有余年、悠久の時を思いつつ、どうぞごゆっくりご参拝下さい。

石鎚神社の石段


社務所を過ぎると、文学の森があった。

五島茂・美代子夫妻の歌碑


神の山伊豫の高嶺にのぼる日に

   燧の灘の波光りあり
五島茂

天雲を分けのぼる影もうつるかと

   たぎつ山水うつふして見つ
五島美代子

昭和61年(1986年)9月25日、建立。

石榑千亦の歌碑


ちゝにむかふ厳しさして船の上ゆ石鎚山の朝すがたみる

 石榑千亦(いしくれちまた)は本名辻五郎。旧姓横井。佐佐木信綱の門人。五島茂の父。

昭和17年(1942年)8月22日、74歳で死去。

昭和39年(1964年)1月8日、建立。

芭蕉の句碑


花咲貴轉七日鶴見る麓哉

出典は『俳諧一橋』(清風編)。

 貞亨3年(1686年)3月20日、 鈴木清風 の江戸の屋敷で開かれた歌仙の発句。

天保6年(1835年)、東武南呂坊桃栗建立。

東武南呂桃栗は不詳。

紅葉が美しい。


役小角像があった。


石鎚神社本殿


本殿から見下ろす。


石鎚山駅近くの鳥居が見える。

前神寺 へ。



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