このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
今年の旅日記
観自在寺
〜芭蕉の句碑〜
JR土讃線高知駅から特急しまんと1号で中村駅へ。
土佐くろしお鉄道宿毛線中村駅から宿毛駅へ。
宿毛駅前から宇和島バスに乗車。私ひとりだけだった。
平城札所前下車。
観自在寺
(HP)へ。
観自在寺山門
あいにく雨模様であった。
四国霊場
40番札所観自在寺は、伊予最初の札所で、第1番札所霊山寺から最も遠く、四国遍路の裏関所とも言われます。
山門を入ると、左手に芭蕉の句碑があった。
春の夜や籠人ゆかし堂の隅
出典は
『笈の小文』
。「
初瀬
」と前書きがある。
貞亨5年(1688年)3月、初瀬の
長谷寺
で詠まれた句。
天保15年(1844年)、中将藤原実愛卿の筆により、岡村呉天翁が建立。
藤原実愛は朝廷の討幕派の公家で、討幕の偽勅を書いた権中納言正親町三条実愛(後の嵯峨侯爵)のこと。呉天が内泊に来ていた柳園(小沢)種春を通じて依頼し、書かせたものだそうだ。
平城山薬師院観自在寺
大同2年(807年)、弘法大師が平城天皇の勅願に奉じてこの地を訪れ、開基された。
真言宗
大覚寺派の寺である。
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