このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

新年の旅日記

神明神社〜石田波郷の句碑〜
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敦賀市松島町に神明神社がある。

 神明神社に 石田波郷の句碑 があるという。石田波郷の句碑は珍しいので、立ち寄ってみた。

神明神社


社殿の手前左手に石田波郷の句碑があった。


春雷やここにも巨き一家族

『石田波郷全集』(第3巻)「拾遺」に「青砂」序句として収録。

平成4年(1992年)10月、建立。

石田波郷 先生句碑

先生は大正2年松山市に生まれる。昭和5年五十崎古郷に師事。昭和6年 水原秋桜子 門に入り「馬酔木」に加盟し、昭和12年「鶴」を創刊。戦後人間探求派として俳壇に新風を起こす。昭和44年4月芸術選奨文部大臣賞を受け、同年11月21日没。

昭和41年「青砂」10周年記念句集に

   春雷やここにも巨き一家族

を戴きながら遂にながら遂に長い病窓生活の先生を敦賀に迎えることが叶わなかった。

少し離れて川上季石の句碑があった。


往診と言ふ道があり麥の秋

平成4年(1992年)10月、建立。

川上季石先生句碑

本名正志。大正9年10月29日生。

石田波郷門下。「鶴」同人・俳人協会々人。青砂俳句会主宰。

昭和60年福井県文化賞受賞。

平成4年春叙勲勲五等双光旭日章。この叙勲を記念して建立。

師弟句碑であるが、川上季石の句碑は遠慮がちである。

JR小浜線敦賀駅


小浜に向かう。



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