このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

昔の旅日記

智恵子の杜公園〜塩沢温泉「湯川荘」〜
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東北自動車道二本松ICから国道459号で岳温泉に。


雪が舞い始める。

さらに国道459号を行くと、塩沢温泉がある。

道の両側は雪だ。

 さらに国道459号を行くと、国道115号に出る。そこに道の駅「つちゆ」がある。

風が強い。

 国道115号で土湯トンネルに向かうと、雪が激しくなり、道路にも積もりだした。仕方がないので、引き返す。

塩沢温泉「湯川荘」のお風呂に入る。

 内風呂は桧風呂と岩風呂があり、男女で日替わりだ。たまたま岩風呂の日だったが、桧風呂の方がいいらしい。それぞれに露天風呂が付いているが、間の目隠しに隙間があり、ほとんど丸見え。

二本松から安達町に行く。


智恵子の生家がある。


高村智恵子(旧姓長沼)は明治19年5月20日 造酒屋の長女として生まれた。
大正7年、父今朝吉の死によって、生家の繁栄にかげりが見え始める。
やがて長沼酒造店は破産、昭和4年に一家は離散してしまう。
昭和6年、智恵子45歳の時、精神分裂の兆候が現われだした。

智恵子の杜公園に 高村光太郎 の詩碑がある。


あれが阿多多羅山、
あの光るのが阿武隈川。
ここはあなたの生まれたふるさと、
あの小さな白壁の點點があなたのうちの酒庫。
それでは足をのびのびと投げ出して、
このがらんと晴れ渡った北国の木の香りに満ちた空気を吸はう。
あなたそのもののような此のひいやりと快い、
すんなりと弾力のある雰囲気に肌を洗はう。

阿多多羅山はよく見えなかった。

阿武隈川は光ってなかった。


向こうが東北新幹線。手前を走るのが東北自動車道。

智恵子の杜公園の「本当の空」


東北自動車道に戻り、 作並温泉 に向かう。

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