このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2013年

明星輪寺〜芭蕉の句碑〜
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大垣市赤坂町の金生山山上に 明星輪寺 (HP)という寺がある。


海抜217メートルだが、坂道を上るのはつらい。

明星輪寺山門


 朱鳥元年(686年)、持統天皇の勅願により鎮護国家の道場として役の小角の創立。

本尊は虚空蔵菩薩。

真言宗 の寺である。

山門の手前左手に芭蕉の句碑があった。


鳩の聲身に入わたる岩戸哉

出典は天理図書館所蔵の特別本『漆嶋』ということだが、未見。

   赤坂の虚空蔵にて
   8月28日奥の院
はせを

はとのこえみにしみわたるいわとかな

芭蕉奥の細道の旅、元禄2年の作(漆嶋所載)を故吉田門治郎氏の遺志を継ぎここに建碑する。

 昭和47年秋

 大垣市文化財保護協会

子安地蔵堂


木造地蔵菩薩半跏像は国指定重要文化財。

明星輪寺本堂


文久3年(1863年)、大垣藩主十代戸田氏彬によって再建されたもの。

明星輪寺境内からの眺望。


天明8年(1788年)2月29日、蝶夢は江戸へ下る途中で金生山に登っている。

 青墓の宿も過て、幽の東に又松の一木は御勝山とかや。ゆゝしき 赤坂宿 なる蘭戸亭に留。其日は金生山 に登り、美濃国一円に見る。

   石生る山やうごかぬ八重霞


磨崖仏観音
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