このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2009年

萬日堂〜涅槃句塚〜
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高崎市下豊岡町の下豊岡第二公民館の隣に萬日堂がある。


萬日堂


 昭和56年、君ヶ代橋工事のため国道18号(旧 中山道 )の南側から北側に移した。

本尊は、みかえり阿弥陀像。

 昔、永観律師が不断念仏を思い立ち、本尊をめぐって行道念仏中、つい眠くなって立ちどまっていたところ、本尊が「永観遅いぞ」とうしろをふり向いて声をかけられたという。

 みかえり阿弥陀尊は、その故事によってつくられた。京都禅林寺にあるものは国の重要文化財になっている。

みかえり阿弥陀は全国でも五体に過ぎないそうだ。

萬日堂に鳥酔の句碑があった。


おもしろひゆめみるかほや涅槃像

涅槃句塚である。

 安永4年(1774年)2月15日、鳥酔の七回忌に生方雨什ら四卉庵連建立。椿山田忠書。記念句集 俳諧涅槃像』 (四卉庵撰)

白井鳥酔 は度々萬日堂に訪れていたそうだ。

平成12年、高崎市重要文化財に指定。

渋川市の 雙林寺 には鳥酔翁塚がある。

こちらは群馬県指定史跡である。

烏川土手から見る君ヶ代橋


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