このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2005年
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水沢観音
〜万葉の歌碑〜
予報では天気が良くないので、遠出はできない。
そこで、とりあえず伊香保温泉に行くことにした。
東北自動車道渋川伊香保ICから県道33号渋川松井田線で伊香保温泉に向かう。
今日は途中で県道15号前橋伊香保線に入り、水沢観音に立ち寄る。
水沢観音の駐車場に車を停めると、
万葉の歌碑
があった。
伊香保ろの八尺
(やさか)
の堰塞
(いで)
に立つ虹の顕
(あらは)
ろまでもさ寝をさ寝てば
この歌の歌碑は
伊香保温泉神社
にもある。
六角二重塔
六角二重塔は六地蔵尊自体が回転する。
本堂
本尊十一面千手観世音菩薩を安置している。
五徳山水澤寺の水沢観音は
坂東三十三観音霊場
16番札所である。
宗派は
天台宗
。
大正3年(1914年)9月18日、東洋大学の創設者
井上円了
は伊香保温泉から歩いて水沢観音にやってきた。
緩歩して水沢観音に至る。板東十六番の札所なり。寺古く堂荒れ、一人の賽客なく、ただ六角堂内に古色を帯びたる六地蔵の、蕭然として輪立せるを見るのみ。
井上円了「伊香保温泉漫遊記」
本堂脇の急な石段を登ると、飯縄大権現がある。
水沢観音にやって来る人は多いが、石段を登っていく人はいなかった。
杜鵑
(ほととぎす)
が咲いていた。
杜鵑
(ほととぎす)
はユリ科の花。
飯縄大権現の裏にも万葉の歌碑があった。
伊香保ろの八尺
(やさか)
の堰塞
(いで)
に立つ虹の顕
(あらは)
ろまでもさ寝をさ寝てば
なぜか、同じ歌の歌碑であった。
釈迦堂は参拝料は500円のはずだが、なぜか無料だった。
伝狩野探幽の掛け軸「仁王図双幅」等が展示されていた。
平成18年(2006年)2月20日、群馬県北群馬郡伊香保町は群馬県渋川市伊香保町になった。
伊香保温泉
へ。
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