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私の旅日記2005年

水沢観音〜万葉の歌碑〜
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予報では天気が良くないので、遠出はできない。

そこで、とりあえず伊香保温泉に行くことにした。

東北自動車道渋川伊香保ICから県道33号渋川松井田線で伊香保温泉に向かう。

今日は途中で県道15号前橋伊香保線に入り、水沢観音に立ち寄る。


水沢観音の駐車場に車を停めると、 万葉の歌碑 があった。


伊香保ろの八尺(やさか)の堰塞(いで)に立つ虹の顕(あらは)ろまでもさ寝をさ寝てば

この歌の歌碑は 伊香保温泉神社 にもある。

六角二重塔


六角二重塔は六地蔵尊自体が回転する。

本堂


本尊十一面千手観世音菩薩を安置している。

五徳山水澤寺の水沢観音は 坂東三十三観音霊場 16番札所である。

宗派は 天台宗

 大正3年(1914年)9月18日、東洋大学の創設者 井上円了 は伊香保温泉から歩いて水沢観音にやってきた。

 緩歩して水沢観音に至る。板東十六番の札所なり。寺古く堂荒れ、一人の賽客なく、ただ六角堂内に古色を帯びたる六地蔵の、蕭然として輪立せるを見るのみ。

井上円了「伊香保温泉漫遊記」

本堂脇の急な石段を登ると、飯縄大権現がある。

水沢観音にやって来る人は多いが、石段を登っていく人はいなかった。

杜鵑(ほととぎす)が咲いていた。


杜鵑(ほととぎす)はユリ科の花。

飯縄大権現の裏にも万葉の歌碑があった。


伊香保ろの八尺(やさか)の堰塞(いで)に立つ虹の顕(あらは)ろまでもさ寝をさ寝てば

なぜか、同じ歌の歌碑であった。

釈迦堂は参拝料は500円のはずだが、なぜか無料だった。

伝狩野探幽の掛け軸「仁王図双幅」等が展示されていた。

 平成18年(2006年)2月20日、群馬県北群馬郡伊香保町は群馬県渋川市伊香保町になった。

伊香保温泉 へ。

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