このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2009年
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長坂の道しるべ
〜長坂の翁塚(桜塚)〜
稲荷神社
から長坂に向かう。
空は快晴で榛名山がよく見えた。
国道17号とバイパスの分岐点に「長坂の道しるべ」があった。
長坂の道しるべ
市指定史跡
長坂の道しるべ
この道しるべは旧沼田道(白井方面)と旧真田道(北牧方面)の分岐点に位置している。 高さ64cm、幅92cmばかりの本体が北向きに台石の上に据られています。
「牧者もく 白衣はしろゐ うつりかはれる俚言いかがはせん 時雨るや左は白井右牧」と刻まれている。
俳諧の道しるべは県下でも数少なく、貴重なものである。
建立は小淵幻亜で、1865年ころと思われる。
渋川市教育委員会
長坂の翁塚(桜塚)もあった。
木の下に汁も膾も桜かな
元禄3年(1690年)3月2日、伊賀上野風麦亭の歌仙の発句。
木のもとに汁も膾も桜哉
ばせを
明日来る人はくやしがる春
風麦
『ひさご』(珍碩編)冒頭の発句である。
木のもとに汁も膾も桜かな
翁
西日のどかによき天気なり
珎碩
元治2年(1865年)、中郷中井の楓堂小渕幻亜は翁塚(桜塚)建立。
裏面に幻亜の句「
与類としや花見る眼にも涙宇く
」が刻まれているそうだ。
小渕幻亜は
藍沢無満
の門人。
文久3年(1863年)、
『はせをつか』
刊。
明治元年(1868年)、74歳で没。
白井宿
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