このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2005年

袋田の滝〜西行法師〜

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喜連川 から国道293号を行く。

那珂川を渡ると、馬頭町。


 第3回なすみなみ若鮎駅伝競走大会があった。駅伝を横目に、道の駅「ばとう」でお蕎麦を食べる。

国道293号から県道52号矢板馬頭線を経由して、国道461号に入る。


境明神峠を越えると、茨城県の大子町。


久慈川渡り、袋田温泉を過ぎて袋田の滝へ。


袋田の滝トンネルに向かう道に句碑があった。


後ずさりして秋瀑をほしいまま   澄江

大正10年(1921年)3月25日、松本澄江は東京に生まれる。「風の道」主宰。

逃げ水をひたすら追ひし発句の道

平成6年(1994年)8月11日、「風の道」十周年を記念して句碑建立。

観瀑施設の袋田の滝トンネルは利用料300円。

袋田の滝


高さ120m、幅73m。

しつかりと見ておけと瀧凍りけり   剛一

冬は袋田の滝が凍ると聞いていたが、凍っているのは一部だけだった。

御空より巌を傳ひて飛落ちてすへりて散りて四度の大瀧    大町桂月

大子町長の説明が書いてあった。

袋田の滝

 この滝は別名「四度の滝」とも呼ばれています。

 西行法師が、この滝をみて感嘆し「これは四季に一度ずつ来て見なければ真の風趣は極められない」といって季節の移るたびに訪れたと伝えられています。

花もみち経緯(よこたて)にして山姫の錦織出す袋田の瀧    西行法師

昭和39年(1964年)6月6日、 荻原井泉水 は袋田の滝を訪れている。

四度の滝

これやこの滝、青葉分け入って直面する
六月六日

『大江』

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