このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2009年
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本龍寺
〜銭屋五兵衛〜
金沢市金石西に本龍寺という寺がある。
本龍寺
真宗大谷派
の寺である。
松の木の下に芭蕉の句碑があった。
小鯛さす柳すゝしや海士か軒
元禄2年(1689年) 7月、『奥の細道』の旅の途上で詠まれた句。
出典は
『芭蕉翁發句集』
。
『曽良書留』
では「
海士がつま
」、
『雪満呂気』
『蕉句後拾遺』
では「
海士が家
」。
7月23日(陽暦9月6日)、芭蕉は金沢の俳人雲口に誘われて、宮ノ越に遊んだ。
一 廿三日 快晴。翁ハ雲口主ニテ宮ノ越ニ遊。
『曽良随行日記』
「宮ノ越」が金石である。
西浜にて
小鯛さす柳すゝしや海士か妻
翁
北にかたよる沖の夕立
昭和24年(1949年)6月、藏尚太郎月明建立。
本龍寺には銭屋五兵衛の墓がある。
銭屋五兵衛は北前船で財をなし、「海の百万石」と呼ばれた。宮腰は北前船の中継港であった。
金石銭五公園に銭屋五兵衛の像がある。
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