このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
今年の旅日記
石川啄木・若山牧水友情の歌碑
JR東日本盛岡駅で途中下車。
盛岡駅東口に
石川啄木
の歌碑がある。
ふるさとの山に向ひて
言ふことなし
ふるさとの山はありがたきかな
『一握の砂』
収録の歌である。
昭和37年(1962年)11月、石川啄木五十回忌を記念して盛岡市・盛岡啄木会建立。
7年前
に来た時は雪の中だった。
盛岡市馬場町に「石川啄木・若山牧水友情の歌碑」があるというので、行ってみた。
盛岡市馬場町の中津川沿いに下橋中学校がある。
下橋中学校の正門前に「石川啄木・若山牧水友情の歌碑」あった。
教室の窓より遁げて
ただ一人
かの城址に寝に行きしかな
石川啄木
城あとの古石垣にゐもたれて
聞くともなき
波の遠音かな
若山牧水
啄木の歌は『一握の砂』収録。牧水の歌は『朝の歌』収録。
啄木が晩年最も心を許し合った友人若山牧水は、盛岡を2度訪れており、啄木がこよなく愛し歌った
不来方城
で、啄木を偲びながら数首詠じております
大正5年(1926年)3月15日、
若山牧水
は松島から盛岡へ。その後青森から秋田へ。
大正15年(1926年)10月22日、牧水は盛岡泊、24日札幌着。その後1ヵ月半北海道を巡る。
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