このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2009年

高砂緑地 〜碑巡り〜
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茅ヶ崎市東海岸北に高砂緑地がある。


 大正8年(1919年)、実業家原安三郎が川上音次郎の別荘地を購入し、松籟荘と名づけた。

 昭和59年(1984年)、茅ヶ崎市は松籟荘を購入、高砂緑地として開放。

 平成3年(1991年)、茅ヶ崎市は茶室松籟庵を建て、開放している。

平塚らいてうの碑


元始、女性は太陽であつた。真正の人であった。

平塚らいてう   1886〜1971

 東京に生まれ、日本女子大学に学ぶ。1911年の青鞜創刊の辞「元始、女性は太陽であつた」は、日本女性初の人間宣言として後世につたわる。

 大正期に新婦人協会をおこし、女性に禁じられていた政治への一歩をひらく。第二次大戦後も女性解放、世界平和の初心を貫く。

 生涯の伴侶奥村博史と南湖の地でめぐりあい、茅ヶ崎を「愛のふるさと」と偲んだらいてうを想い、この碑を建立す。

1998年5月23日

三重塔


薬師寺東塔を模したもの

茶室松籟庵


松籟庵の右手に 芭蕉の句碑 があった。


名月や池をめぐりて夜もすがら

出典は 『あつめ句』 (貞享4年編)。

貞亨3年(1686年)8月15日、 芭蕉庵 で月見の宴を催した折の句。

松籟庵の裏手には 一茶の句碑 があった。


竹にいざ梅にいざとや親雀

『七番日記』(文化11年)には「竹に来よ梅に来よとや親雀」とある。

海岸まで歩いてみた。


烏帽子岩が見える。

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