このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
『奥の細道』
〜東北〜
まゆはきを俤にして紅粉の花
国道13号を行き、天童から山寺に向かう。
途中に「芭蕉の句碑」の小さな案内があった。
矢印に従って行くと、広い農道に出て、どちらに行ったらいいのか、分からない。道を通るお婆さんに聞いて、やっと「芭蕉おもかげの丘」に着いた。「丘」と言っても、丘ではない。
行き方など、とても説明できない。
「天童市の観光ガイド」の
地図
を参考にして下さい。
加藤楸邨揮毫の「芭蕉の句碑」がある。
まゆはきを俤にして紅粉の花
『俳諧書留』
に「立石の道にて」と前書きがある。
芭蕉は尾花沢に10泊した後、人々に勧められ、元禄2年(1689年)5月27日(新暦7月13日)山寺に向かった。紅花が満開の頃だったそうだ。
廿七日 天気能。辰ノ中尅、尾花沢ヲ立テ、立石寺へ趣。清風より馬ニテ館岡迄被
レ
送ル。尾花沢。二リ、元飯田。一リ、館岡。一リ、六田(山形へ三リ半、馬次間ニ内蔵ニ逢)。二リよ、天童。一リ半ニ近シ、山寺(宿預リ坊。其日、山上・山下巡礼終ル)。未ノ下尅ニ着。是ヨリ山形ヘ三リ。
『曾良随行日記』
紅花
昭和56年(1981年)7月11日、加藤楸邨夫妻にて句碑の除幕式がなされた。
その折に詠まれた句
紅の花 雲中に わが旅つづく
楸邨
懸佛 思惟のおん眼や 梅雨はるる
知世子
「芭蕉の句碑」の脇に加藤楸邨夫妻の句碑がある。
平成9年(1997年)7月13日、芭蕉のおくの細道の旅を記念して建立された。
山寺
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