このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
柳原極堂ゆかりの地
いつまでも忘れじ秋のこの旅を
新居浜市滝の宮町に滝の宮公園がある。
公園広場の忠魂塔に向かって左側に東屋がある。
東屋の奥の茂みに隠れるように柳原極堂の句碑があった。
丙申の秋新居浜に遊びて
いつまでも忘れじ秋のこの旅を
「九十翁極堂」とある。
昭和34年(1959年)9月21日、建立。
わが国俳壇の巨星柳原極堂先生が90才の御高齢にて御来新された時は当地俳人一同最高の感激にて3泊4日滞在され日夜その高潔なる御人格に接し未だ忘るゝ事は出来ません。
この句碑は、御来訪3周年を記念して建立されたもので先生の墨のついた浴衣の袖を 埋めたもので墨袖の碑と言われております。
先生の略歴
一、慶応3年2月11日に松山藩士
柳原権之助正義の長男として名は正之
一、
正岡子規
と共に現東大の予備門に入学
一、伊予日日新聞の社長
一、松山市議会議員・愛媛県会議員として活躍
一、正岡子規の顕彰に一生捧げ
ホトトギス誌創刊
一、第1回愛媛県教育文化賞受賞
一、文化功労者 勲四等
一、松山名誉市民第1号
一、愛媛県民賞 第1号
一、昭和32年10月7日没 91才
平成2年5月 本田三嶺子 記
新居浜市教育委員会
墨袖の句碑
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