このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2015年

伏見稲荷大社〜山口誓子の句碑〜
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京都市伏見区深草薮之内町に 伏見稲荷大社 (HP)がある。


延喜式内社 である。

伏見稲荷大社は全国に30,000社あるといわれる 稲荷神社 の総本宮。

手水舎に前川佐美雄の歌碑があった。


あかあかとたたあかあかと照りゐれは伏見稲荷の神と思ひぬ

前川佐美雄は奈良県出身の歌人。 佐々木信綱 に師事。朝日歌壇の選者。

楼門


重要文化財である。

日曜日とはいえ、観光客が多いのには驚いた。

神楽殿


神楽殿の前に 山口誓子の句碑 があった。


早苗挿す舞の仕草の左手右手

 山口誓子 は京都市出身の俳人。本名は新比古(ちかひこ)水原秋桜子 、阿波野青畝、高野素十と共に 高浜虚子 門下の「四S」と呼ばれた。

荷田春満旧宅があった。


史蹟 荷田春満旧宅

この建物は国の史跡に指定(大正11年3月8日)された荷田春満(かだのあずまろ)の旧宅である。

春満は、寛文9年(1669年)に稲荷神社(現伏見稲荷大社)祠官荷田姓御殿預(ごてんあずかり)の羽倉信詮(はくらのぶあき)の次男として生を受け、広く国学の発展に奔走した江戸時代中期の国学者。

「国学四大人」の一人であり、始祖と仰がれている。

この旧宅は春満生家の一部で、書院・神事舎・門・塀など、旧態を留めている。

「国学四大人」は荷田春満と賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤。

左は東丸神社。

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