このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
斎藤茂吉の歌碑
ひむがしに直にい向ふ岡に上り
蔵王の山を目守りて下る
鴫の谷地沼
蔵王温泉
「蔵王四季のホテル」
から鴫の谷地沼へ。
鴫の谷地沼は上山市小倉大森にある。
鴫の谷地沼畔に斎藤茂吉の歌碑があった。
ひむがしに直にい向ふ岡に上り蔵王の山を目守りて下る
第15歌集『小園』収録の歌。
昭和20年、茂吉は郷里の金瓶村(上山)に疎開生活中にこの歌を詠みました。蔵王山は茂吉にとっては単なる精神の支柱というだけでなく、蔵王を愛する茂吉そのものの姿と言えるでしょう。
昭和44年(1969年)10月1日、山形新聞・山形放送建立。
歌碑は自筆書を黒みかげに陰刻し、雑木林の中に、銀ドロの木が2本、ひときわ明るく碑をかこんで風情をそえている。
鴫の谷地沼より蔵王を望む
29番目の茂吉歌碑である。
平成7年(1995年)9月、『蔵王ガーデン』前庭より移転したそうだ。
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