このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2006年
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岩松院
〜一茶の句碑〜
旧中山道
碓氷峠
から国道18号に戻り、上信越自動車道に入る。
上信越自動車道須坂長野東ICから国道403号で小布施に向かう。
小布施町雁田の
岩松院
(HP)へ。
岩松院全景
曹洞宗
の寺である。
岩松院の前に
小林一茶の句碑
があった。
栗拾ひねんねんころり云ながら
出典は『文政句帳』(文政5年8月)。一茶60歳の時の句。
栗は小布施町の特産品
小布施
拾れぬ栗の見事よ大きさよ
『七番日記』(文化10年9月)
岩松院仁王門
水芭蕉が咲いていたのは意外だった。
岩松院本堂
岩松院本堂の天井に葛飾北斎の八方睨み鳳凰図があるが、撮影禁止。
裏庭には小さな池がある。
池のほとりにも一茶の句碑があった。
痩せがへるまけるな一茶是に有
文化13年(1816)4月20日、一茶が岩松院を訪れ、蛙合戦を見て詠んだ句だそうだ。
蛙たゝかひ見にまかる四月廿日也けり
痩蛙まけるな一茶是に有
『七番日記』(文化13年3月)
この句の碑は東京都足立区の
炎天寺
にもある。
希杖本『一茶句集』の前書きに「
武蔵の国、竹の塚というに蛙たたかいありけるに見にまかる、四月二十日なりけり
」とあるということで、炎天寺で詠んだものだとされる。
『七番日記』によると、文化12年(1815年)12月28日、一茶は柏原に入り、翌13年(1816年)10月1日谷中の長久山
本行寺
に入る。この間江戸には居なかった。
岩松院の北に
梅園
がある。
上林温泉
へ。
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