このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2010年

聖高原駅〜碑巡り〜
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長野県東筑摩郡麻績村漆田にJR篠ノ井線聖高原駅がある。


明治33年(1900年)11月1日、麻績駅開設。
昭和51年(1976年)4月1日、聖高原駅に改称。

駅前に麻績を訪れた旅人の句碑や歌碑が並んでいる。

芭蕉の句碑があった。


さざれ蟹足這いのぼる清水かな

出典は 『続虚栗』

『蕉翁句集』 (土芳編)に「貞享四卯ノとし」とある。

菅江真澄 の歌碑


しづはたの織りぬふわざのいとなさやここにをうみの里のわざとて

出典は『菅江真澄遊覧記』(わがこころ)。

 天明3年8月、真澄は本洗馬の友人数人と姨捨に観月行をこころみ、麻績の里で一休みした。

麻績の里に休らひて、女の機織れるを見つゝ詠めたり。

   賤機の織り縫ふわざのいと無さやこゝにをうみの里のわざとて

『わがこゝろ』

若山牧水の歌碑 もあった。


山を見き君よ添い寝の夢のうちにさびしかりけり見もしらぬ山

『海の声』・『別離』収録、明治41年(1908年)の歌。

「君」は 園田小枝子 である。

 明治45年(1912年)3月、麻績で歌会が催され、牧水は山崎斌(あきら)の生家 臼井忠兵衛 宅に泊まった。 牧水 は歌会で 太田喜志子 と再会。

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