このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
昔の旅日記
車山高原
〜赤花下野
(あかばなしもつけ)
〜
天気が良ければ白馬に行こうと思ったが、天気予報では曇。霧ヶ峰は少しは晴れ間がありそうだ。
「笹屋ホテル」
で車山高原展望リフトの割引券をもらって霧ヶ峰に行く。
戸倉上山田温泉から国道18号を行く。
道が混んでいるので、県道77号長野上田線に入る。県道77号長野上田線は空いていたが、所々で工事をしていた。
上田で県道65号上田丸子線に入る。
国道254号から国道152号(大門街道)へ。
大門峠(標高1,441m)を越え、ビーナスラインで
車山高原(HP)
へ。
昭和42年(1967年)9月19日、
富安風生
はリフトで車山山頂に上る。
リフトにて頂上に上る、車山展望
領布
(ひれ)
ふりて花野のリフト摺れちがふ
幼児を膝にす花野のリフトの父
『傘寿以後』
平成14年(2012年)2月、ビーナスラインは無料開放。
展望リフトで車山山頂に行く。
車山山頂(標高1,925m)
晴れ間がのぞいている。
車山は霧ヶ峰の最高峰で、山頂からは360度のパノラマが広がっているはずだが、今年の夏は眺望がきかない。
松虫草
(まつむしそう)
が咲いていた。
伊吹防風
(いぶきぼうふう)
車山山頂を下る。
坂道の途中に釣鐘人参
(つりがねにんじん)
河原撫子
(かわらなでしこ)
山で咲いても河原撫子。
蝶々深山(標高1,836m)に登るのは大変だ。
車山湿原を歩く。
伊吹虎の尾
(いぶきとらのお)
赤花下野
(あかばなしもつけ)
。
下野草
(しもつけそう)
は色が淡いので区別がつくというが、よくわからない。
吾木香
(われもこう)
の群生。
九蓋草
(くがいそう)
に蜻蛉
(とんぼ)
。
日光黄菅を背景に伊吹虎の尾
(いぶきとらのお)
弟切草
(おとぎりそう)
一面に赤花下野
(あかばなしもつけ)
。
白山風露
(はくさんふうろ)
下野草
(しもつけそう)
を背景に野原薊
(のはらあざみ)
吾木香
(われもこう)
に蜻蛉
(とんぼ)
。
車山湿原を過ぎると、道は険しくなる。
小鬼百合
(こおにゆり)
紅輪花
(こうりんか)
信濃金梅
(しなのきんばい)
沢渡から車山肩へ。
車山肩に若い自然観察指導員がいて、周辺の花を説明してくれた。
棕櫚草
(しゅろそう)
はユリ科の花
ユリ科の花は花弁が6枚なのだと言う。
蜻蛉
(とんぼ)
丸い葉で、丸葉萩
(まるばはぎ)
。
二枚の葉で、二葉萩
(ふたばはぎ)
。
分かり易い説明だ。
二葉萩
(ふたばはぎ)
は一般に南天萩
(なんてんはぎ)
と言うらしい。
再び、吾木香
(われもこう)
に蜻蛉
(とんぼ)
。
自然観察指導員は丁寧に説明してくれるが、雷が鳴り出して、雨が心配だ。
車山山頂に登るのは大変なので、車山中腹まで走るようにして下る。
スカイライナーで山麓まで下りると、雨が降り出した。
土砂降りである。
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