このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2010年

山村代官屋敷東門跡〜横井也有〜

木曽町に山村代官屋敷東門跡がある。


山村代官屋敷東門跡

延享2年(1745年)4月に尾張藩主徳川宗勝が江戸を発って尾張へ帰る途中、山村邸に1泊しました。その時、藩主に従って来た重臣であり、学者であった横井也有の紀行文 「岐岨路紀行」 の一節が石垣の石に刻まれています。



俎板(まないた)のなる日はきかずかんこ鳥   也有

延享二年卯月一二日



「けふは福島にて山村氏が亭に入らせたまふ家居つきづきしくのしめ裃にてもさわぎて何くれともなしたてまつる。鯛鰤(ぶり)などの膳にひろごりたるけふは山家めきたる心地せず」

石垣は延享4年に改修されました。その時石に刻まれ、後世たびたび改修されましたが、この石は当時のまま残されています。

木曽町

小諸にある 懐古園 の石垣には若山牧水の歌が刻まれている。

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