このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2013年
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善光寺
〜碑巡り②〜
善光寺で
再び
碑巡りをする。
本堂の東に小林一茶・種田山頭火の句碑がある。
それに並んで夏目漱石、井上井月の句碑が建てられた。
漱石の句碑
生きて仰ぐ空の高さよ赤蜻蛉
明治43年(1910年)9月、
夏目漱石
が伊豆の
修善寺
で大量に吐血した後に詠んだ句という。
明治44年(1911年)年6月18日、漱石は善光寺を参詣したそうだ。
平成23年(2011年)10月26日、「長野漱石会」が夏目漱石善光寺参詣百年記念に建立。30日、除幕式。
井月の句碑
越後に八ツ房有とや
思ひよらぬ梅の花見て善光寺
蝶に気のほぐれて杖の軽さかな
平成24年(2012年)3月10日、井上井月顕彰会建立。
井上井月
(1822〜1887)は越後長岡生まれと言われる行脚俳人。関西や東北に芭蕉の足跡をたどった後、信濃に来て、やがて伊那の地に旅衣を脱いで30年、家も妻子も持たず、無欲無一物。酒を愛し、俳諧一筋に仲間の家を訪ねては1泊2泊、流麗な筆跡の高吟を残した。善光寺に度々参詣し、元治元年(1864年)秋には宝勝院主梅塘方に滞在、約100日『家づと集』を編集刊行している。
少し離れて、「鳩ぽっぽ」の歌碑があった。
東くめ作詞、滝廉太郎作曲の唱歌「鳩ぽっぽ」の歌碑です。東くめは善光寺の鳩の姿を見て歌詞を作ったといい、碑文は本人の自筆によるものです。絵は長野市出身の鈴木万平の作です。
東くめと滝廉太郎による童謡は、明治34年発行の『幼稚園唱歌』に多数収められ、この歌も「お正月」「雪やこんこ」などと共に広く愛唱されました。
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