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私の旅日記2013年

善光寺〜碑巡り②〜
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善光寺で 再び 碑巡りをする。


本堂の東に小林一茶・種田山頭火の句碑がある。

それに並んで夏目漱石、井上井月の句碑が建てられた。

漱石の句碑


生きて仰ぐ空の高さよ赤蜻蛉

 明治43年(1910年)9月、 夏目漱石 が伊豆の 修善寺 で大量に吐血した後に詠んだ句という。

 明治44年(1911年)年6月18日、漱石は善光寺を参詣したそうだ。

 平成23年(2011年)10月26日、「長野漱石会」が夏目漱石善光寺参詣百年記念に建立。30日、除幕式。

井月の句碑


   越後に八ツ房有とや

思ひよらぬ梅の花見て善光寺

蝶に気のほぐれて杖の軽さかな

平成24年(2012年)3月10日、井上井月顕彰会建立。

  井上井月 (1822〜1887)は越後長岡生まれと言われる行脚俳人。関西や東北に芭蕉の足跡をたどった後、信濃に来て、やがて伊那の地に旅衣を脱いで30年、家も妻子も持たず、無欲無一物。酒を愛し、俳諧一筋に仲間の家を訪ねては1泊2泊、流麗な筆跡の高吟を残した。善光寺に度々参詣し、元治元年(1864年)秋には宝勝院主梅塘方に滞在、約100日『家づと集』を編集刊行している。

少し離れて、「鳩ぽっぽ」の歌碑があった。


 東くめ作詞、滝廉太郎作曲の唱歌「鳩ぽっぽ」の歌碑です。東くめは善光寺の鳩の姿を見て歌詞を作ったといい、碑文は本人の自筆によるものです。絵は長野市出身の鈴木万平の作です。

 東くめと滝廉太郎による童謡は、明治34年発行の『幼稚園唱歌』に多数収められ、この歌も「お正月」「雪やこんこ」などと共に広く愛唱されました。

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