このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
新年の旅日記
東前寺
〜芭蕉の句碑〜
波佐見町岳辺田郷に波佐見神社と並んで東前寺という寺がある。
東前寺の参道
亀井山東前寺
高野山真言宗
の寺である。
奈良時代、和銅4年(711年)
行基菩薩
を開祖と仰いで建立されました。
中世、金谷山六坊と十二坊寺を従えていました。
戦国時代天正2年キリスト教徒による焼き打ちにより焼亡、本尊は大木の朽節に飛び逃れられたと伝えられています。平成21年本堂本尊修理の際応永10年の薬師経が本尊胎内より見つかり、戦国時代以前の作であることが確認されました。
平成28年本堂は天平様式の外見を再現して新築され、護摩堂・庭園も整備されました。
東前寺に
芭蕉の句碑
があった。
鸛の巣も見らるゝ花の葉ごしかな
出典は
『続虚栗』
。
貞亨4年(1687年)春の句。
『蕉翁句集』
には「鶴の巣も」とある。
『焦尾琴』
に「
鸛の巣に嵐の外の桜哉
」がある。
寛政8年(1796年)、連香舎建立。
鸛の巣山が見える。
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