このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
昔の温泉
法師温泉「長寿館」
雪が降る心配もあったが、天気がいいので、
この前
入れなかった法師温泉「長寿館」のお風呂に入ろうと思って、出掛けた。
途中の関越自動車道高坂SAで富士山が見えた。
赤城高原SAでは谷川岳。
関越自動車道月夜野ICで国道17号(三国街道)に入る。
猿ヶ京温泉を過ぎてから左折し、県道261号法師吹路線に入る。
法師温泉「長寿館」
与謝野晶子の歌碑がある。
草まくら手枕に似じ借らざらん山のいでゆの丸太のまくら
昭和6年(1931年)9月4日、
与謝野晶子
は法師温泉を訪れて「長寿館」に3泊した。
その他多くの歌人・文学者が法師温泉「長寿館」を訪れている。
日帰り入浴は800円で、受付時間は10:30〜13:30。
壁に旧国鉄の「フルムーン」のポスターが貼られている。
「法師乃湯」、「長寿乃湯」、「玉城
(たまき)
乃湯」と3つのお風呂があるが、法師温泉は何と言っても「法師乃湯」。明治28年(1895年)の建物だそうだ。有名なだけに混んでいる。
浴槽は4つに仕切られていて、それぞれ真ん中に丸木を渡してある。すなわち8つに区切られていて、それぞれ2、3人が入っている。もちろん写真など撮れない。
混浴だが、これだけ入っていると、女の人は入れない。脱衣所で女の人の声がするが、浴槽を覗いては諦めて婦人風呂に行くようだ。
婦人風呂「長寿乃湯」は「法師乃湯」と比べるとかなり狭いそうだ。日帰り入浴では「玉城乃湯」に入れないので、女の人には不満が残る。
泉質はカルシウム、ナトリウム硫酸塩泉(旧泉質名石膏泉)。
泉温は43℃ということだが、季節のせいか、温め。
自然湧出で、豊富な湯が浴槽の底から湧き出ている。
「法師乃湯」の湧出量は毎分155.5リットル。
石鹸が置いてあったが、体を洗う人などいない。
永井宿
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