このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

与謝野晶子の歌碑


法師温泉「長寿館」

  湯桧曽温泉 から国道291号で水上温泉まで戻り、右折して阿能川沿いに県道270号相俣(あいまた)水上線を行く。


国道17号(三国街道)に出ると、赤谷湖がある。


赤谷湖


赤谷湖は相俣ダム(昭和33年)による人造湖。

中央右に「ホテル関所」、左には 「ホテル湖城閣」 が見える。

猿ヶ京温泉を過ぎて左折し、法師温泉へ。


途中に猿がいた。猿ヶ京温泉というぐらいだから、猿がいても不思議はない。

 大正11年(1922年)10月22日、 若山牧水 は法師温泉「長寿館」を訪れている。

「長寿館(HP)」 は法師温泉の一軒宿。

与謝野晶子の歌碑があった。


草まくら手枕に似じ借らざらん山のいでゆの丸太のまくら

 昭和6年(1931年)9月4日、 与謝野晶子 は法師温泉に3泊した。

法師温泉は一軒宿だから「長寿館」に泊まったわけである。

与謝野晶子が泊まった部屋。


 昭和14年(1939年)11月、与謝野晶子は再び法師温泉を訪れている。

紅葉燃え三國おろしに時雨散り立ちぞ我が寄る法師湯の軒

三國山法師の湯さへ今は見て夢の如くにこと入りまじる

法師の湯廊を行きかふ人の皆十年ばかりはことなかれかし

『白桜集』

「長寿館」の奥に 万葉集の歌碑 があった。


三国山木末(こぬれ)に住まふむささびの鳥待つがごと吾(あれ)待ち痩せむ

『万葉集』 (巻第七)収録の歌。

法師温泉「長寿館」日帰り入浴は10:30〜13:30。料金は800円。

13:30を過ぎてしまったので、今日は入れない。

お風呂は 後日 改めて来よう。

猿ヶ京温泉 へ。

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