このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

昔の温泉

日光湯元温泉「湯元板屋」

 東北自動車道宇都宮ICから日光宇都宮道路に入り、清滝ICから国道120号でいろは坂を上る。


赤沼茶屋の駐車場に車を停め、 戦場ヶ原・小田代原 を歩く。


小田代原


 いつものように戦場ヶ原の三本松(標高1,394m)で男体山(標高2,484m)の写真を撮る。



写真を撮る位置がいつもとは少し違ったようだ。

 昭和30年(1955年)5月1日より3日まで、 水原秋桜子 は奥日光湯元温泉の第3回馬酔木鍛錬会に出席した。

   戦場ヶ原

枯れし野と芽吹く林と雪やみぬ

道の辺に荒寥赭き沼の春

『玄魚』

いつものように湯の湖の写真も撮ってみたが、きれいに撮れなかった。

今日こそ日光湯元温泉の「 湯元板屋(HP) 」のお風呂に入ろうと思った。

昨年 は日帰り入浴の時間には早過ぎて、入れなかった。

湯元板屋」は創業150年の歴史を誇る「今に伝えし昔なじみの湯宿」。

 大正11年(1922年)10月28日、 若山牧水 が泊まっている。

 また、大正13年(1924年)9月には葛西善蔵が投宿。湯ノ湖湖畔に 文学碑 がある。

日帰り入浴はタオル付きで1,000円。

既に数人がお風呂に入っていた。

 内風呂と露天風呂を交互に何度も入っているうちに1人になったので、写真を撮った。

内風呂「離れの湯男体(なんたい)


湯元板屋」所有の源泉から湧き出た、掛け流しの天然温泉だそうだ。

 泉質は含硫黄−カルシウム・ナトリウム−硫酸塩・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(中性低張性高温泉)。PH6.4。

硫化水素泉(硫黄泉)である。

お湯が緑がかっている。浴槽の木は硫黄で白くなっている。

泉温は77.0℃だそうだが、お風呂はそれほど熱くないので、ゆっくり入れる。

露天風呂


露天風呂はお洒落。露天風呂の上は金精道路。

久し振りに本物の温泉に入った。

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