このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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古湯温泉「鶴の恩返し よみがえりの宿鶴霊泉」
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 今日は佐賀市富士町古湯の古湯温泉 鶴の恩返し よみがえりの宿鶴霊泉」 (HP)に泊まる。

庭園貸切風呂「夕鶴の湯」


到着が遅かったので、せっかくの庭園も暗かった。

仲代達也命名。

平成27年(2015年)8月20日、仲代達也夫妻来館。

大浴場


源泉名は富士町第二源泉(鶴霊泉)

 泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)。泉温は36.0℃。PH9.28。

加温・循環している。

名物・天然砂湯


岩盤から源泉が湧き出してくるそうだ。

源泉掛け流しのようである。

鶴霊泉の由来

古文書によれば人皇七代孝霊天皇72年秦の始皇帝第三皇子徐福が命を受け不老不死の薬草を求めに吾国に渡来した。後に九州不知火の前萩の郡鯖岡に舟を着けて上陸し、金立山の峰に登り住む。或時霊夢に依り川上川の上流に黄金湯の湧き出づるのお告げに探し求めるに岩間に湯の噴き出るを発見す。徐福は神慮の湯を守りて、ほとりに庵し、土民の外傷、ヒフ病、骨休み等の湯治に供していた。以来幾星霜のうちに、天災地変に依り埋没したと在る。その後寛政3年の春古湯村の庄屋稲口三右ヱ門が岩間の水道に足を傷ついた鶴が脛を浸していたが幾日かの後傷も癒えて飛び去って行くのを見て、岩間に降り立ち手を浸してみるに温い湯が湧き出ていたので、そこを掘り下げると松の角材等が出たので、これぞ昔徐福の発見した湯だと歓び再興した。

以来この湯を鶴霊泉と云う。

昭和41年厚生省より国民温泉保養地に指定され今日に至る。

庭園に 齋藤茂吉の歌碑 がある。


うつせみの病やしなふ寂しさは川上川のみなもとどころ