このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
昔の温泉
沢渡温泉共同浴場
県道55号中之条草津線で暮坂峠を越え、沢渡温泉に行く。
沢渡温泉は草津の湯だれを治す"仕上げの湯"として古くから知られた湯治場だそうだ。今は草津の帰りに沢渡温泉に行く人などいないだろう。
大正11年(1922年)10月20日、若山牧水は
『みなかみ紀行』
の旅で花敷温泉関晴館から
暮坂峠
を越えて、沢渡温泉に行った。
峠を越えて約三里、正午近く沢渡温泉に着き、正栄館というのの三階に上った。此処は珍しくも双方に窪地を持ったような、小高い峠に湯が湧いているのであった。
牧水は沢渡温泉にこのまま泊まろうか、四万温泉に廻ろうか、伊香保まで延ばそうかといろいろに迷ったが、終に
四万
に行くことにきめた。
ゆっくりお風呂に入る時間がなので、共同浴場に入ってみた。
入浴料200円。シャンプーはもちろん、石鹸もない。浴槽が2つある。上がり湯の方は熱くてとても入れなかった。
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