このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

昔の温泉

白根温泉「薬師之湯」

  覚満淵 から県道251号沼田赤城線(赤城道路)を下り、右折して赤城川に沿って行く。

薗原湖を過ぎて、老神温泉へ。


老神温泉の外れに「白壁の宿牧水苑」がある。

 大正11年(1922年)10月25日、若山牧水は 『みなかみ紀行』 の旅で「白壁の宿牧水苑」に泊まった。

 「お風呂に入れますか?」と聞くと、「お湯を落としてしまうから、3時頃にならなければお湯が溜まらない。」と断られてしまった。

老神温泉から国道120号を行き、白根温泉へ。


白根温泉 「加羅倉館」 は一軒宿。

大正11年(1922年)10月26日、若山牧水は「加羅倉館」に泊まった。

 今日は「加羅倉館」の手前にある日帰り温泉施設「薬師の湯」のお風呂に入ることにする。

「薬師の湯」の駐車場には、いつも車がいっぱい。

お風呂も混んでいたが、たまたま内風呂には誰もいなかった。

写真を撮ってみたが、それほど面白い写真ではない。


湧出量は毎分約300リットル。

掛け流しである。

掛け流しの日帰り温泉施設は珍しい。

泉質は単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。泉温は60.2℃。

 露天風呂は大きな浴槽が2つに仕切られていて、一方は打たせ湯になっている。こちらも掛け流し。

たまたま露天風呂には誰もいなくなったので、写真を撮ってみた。

「薬師の湯」に 若山牧水の歌碑 があった。


枯木なす冬木の林ゆきゆきて行きあへる紅葉にこゝろ踊らす

 この歌は白根温泉で詠まれたものではなく、白根温泉から大尻沼に向かう途中の山道で詠んだもの。

金精道路 へ。

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