このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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昔の温泉

湯沢温泉「雪国の宿高半」
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関越自動車道月夜野ICから国道17号(三国街道)に入る。


湯宿温泉 がある。

国道17号(三国街道)を右折して、水上温泉に向かう。

途中に川古温泉「浜屋旅館」がある。


四方を山に囲まれた静かな所だ。

近くに「広河原温泉旅館峰」がある。


浜屋の先代に当たるおばあちゃんが切り盛りするそうだ。

国道17号(三国街道)に戻り、三国峠を越えて、湯沢温泉へ。


「新橋」で、お蕎麦を食べる。


ここで、お蕎麦を食べると、お酒が飲みたくなる。

雪国の宿高半 」(HP)がある。


昭和6年(1931年)、上越線清水トンネル開通

 昭和7年(1932年)5月11日、 与謝野晶子・鉄幹湯原温泉 から清水峠を越え、湯沢温泉「高半旅館」に泊まっている。

高半の奥の二階のすみの間に雪の山見て越の夜となる

夜の膳のあけびの若き蔓噛めば霧の香ひす越の湯の宿

「山のしづく」

 「高半」は 川端康成 が昭和9年から3年間宿泊し、小説『雪国』を執筆した宿である。

国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国であった。

川端康成が宿泊した部屋


 昭和14年(1939年)11月、 北原白秋 は「高半旅館」に泊まっている。

   湯沢の宿

山国はすでに雪待つ外がまへ簾垂りたり戸ごと鎖しつつ

冬の宿屋内(しゆくぬち)暗きに人居りて木蓼(またたび)(は)むかひそと木蓼

(とと)が曳く柴積み車子が乗りてその頬かぶり寒がり行きぬ

『黒檜』

外に桐の花が咲いていた。


桐の花が間近に見えるのは珍しい。

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