このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
昔の温泉
〜
群 馬
草津温泉「山本館」
暖冬でスキーシーズンも終わりのせいか、関越自動車道も空いていたので、久し振りに草津温泉に行ってみることにした。
草津温泉湯畑
たぎり湧く草津のいで湯おほらかに湧きあふれつつ渓川となる
若山牧水『山桜の歌』
湯畑から「山本館」が見える。
文政3年(1820年)、
十返舎一九
は草津温泉を訪れている。
中ゐより三りゆきて草つへ入口なり、こゝにておうらいの人へやど屋の切手をわたす。入口の町をしんでん丁立町といふ。こゝのやどやいづれも人家にしてふしんのけつこう、みな三がいづくり也。ゆもと安兵へ、くろいわ忠右衛門ならひに山本十右衛門などいづれもはんじやうのゆやとなり、
『方言修行善光寺草津温泉道中金草鞋』
「山本十右衛門」が「山本館」である。
今日は
「山本館(HP)」
のお風呂に入ってみることにする。
「山本館」
客室は11室だけ。
日帰り入浴は11時30分〜15時まで。入浴料は1,000円。
お風呂は地下にある。
それほど広いお風呂ではないが、誰も入っていないから、貸切である。
源泉名は白旗源泉。
奈良屋旅館
、
益成屋旅館
と同じである。
泉質は酸性・含硫黄−アルミニウム−硫酸塩・塩化物泉。pH2.0。泉温は53.6℃。
地下だから、露天風呂はない。
季節がら、吊し雛が飾られていた。
思いがけず、帰りの渋滞が大変だった。
昔の温泉
〜
群 馬
に戻る
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください