このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
文殊仙寺
〜芭蕉の句碑〜
国東市国東町大恩寺に
文殊仙寺
(HP)という寺がある。
峨眉山
文殊仙寺
当山は648年、役小角
(えんのおずぬ)
(役行者)が開基、ご本尊は文殊菩薩で、“三人よれば文殊の知恵”日本三文殊の一つである。
「役小角は豊後国国東峨眉山(文殊山)に登り此地を開き住す。乃ち中国五台山を感得、文殊菩薩の尊像を奉安する。故に文殊仙寺と日う。山上水無し、小角自ら独鈷を執り岩角を打てば霊泉湧出。故に文殊智水と名づく(豊鐘善鳴録、豊後国志)。
山内は仙境秘境の地、奇峰怪岩に囲まれ瀬戸内海を控えて中国連山と船舶の往来を望む。大自然は天然記念物、史跡指定(昭和49年)日本の自然百選(昭和58年)に選ばれる。国東半島随一の古刹なり。開山以来1300年の法燈を守り続けている。古来より
宇佐八幡宮
との連繋、神仏習合の形態を保つ山岳修験、六郷満山峰入行の修法を伝承している。
宿坊・精進料理の予約も可能です。
文殊仙寺院主 敬白
文殊仙寺山門
文殊仙寺本殿
天台宗
の寺である。
本殿の下に芭蕉の句碑があった。
芭蕉翁
枯枝に烏とまりけり秋の暮
出典は
『阿羅野』
(巻之四)。
延宝8年(1680年)、芭蕉37歳の句。
碑陰に「
天明五乙巳初冬建之
」とあるそうだ。
天明5年(1785年)10月、建立。
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