このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記

八天神社〜眼鏡橋〜
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嬉野市塩田町大字谷所乙の県道41号鹿島嬉野線沿いに八天神社がある。

眼鏡橋


佐賀県重要文化財

 眼鏡橋と云うアーチ式石橋は寛永12年に中国の僧如定が 長崎 に架設したのが日本で最も古く、その後九州各地に広まったと云われるが長崎に近い佐賀県には極めて少なく殊に江戸時代のもので完構を保つのはこの橋が県内唯一のものである。

 この石橋は当社の千二百年大祭記念として当地の石工によって施工されたものである。文政9年二連アーチの眼鏡橋として計画されたが、結局一連アーチに変更され巨石材を両岸および底面に畳み基礎を堅固にして嘉永7年に完成した。この形式の石橋は江戸時代における中国文化の影響を物語る文化的遺産として注目すべき価値がある。

 なお此の碑の石材は当時基礎に用いた巨石材の残品を保存されて来たものである。

佐賀県教育委員会

正面から見ただけでは「眼鏡橋」とは分からない。

八天神社


白雉4年(653年)、肥前小富士唐泉山鎮座。

御祭神
 火之迦具突智大神(ひのかぐつちのおおかみ)
 建速須佐之男大神(たけはやすさのおのおおかみ)
 火神の御神系の神神

社殿の左手奥に芭蕉の句碑があった。


芭蕉翁

左側面に芭蕉の句が刻まれている。

山里は萬歳おそし梅の花

真蹟懐紙に「伊陽山中初春」と前書きがある。

元禄4年(1691年)春、故郷の伊賀で詠まれた句。

文化6年(1809年)4月、谷所社中建立。

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