このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2008年
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ふるさとの散歩道
〜せせらぎ公園〜
元荒川橋
から元荒川沿いを歩く。
水鳥橋に惟然の句が書いてあった。
水鳥や向うの岸にへつういつい
広瀬惟然
は美濃の人。前号素牛。貞享5年(1688年)、芭蕉が
『笈の小文』
の旅で美濃を訪れた時に門下となる。
一茶の句
両国橋遠望
時鳥小舟もつういつうい哉
『文政句帖』(文政8年3月)
せせらぎ公園に西望の句があった。
吹上やびいどろしたたる菊の水
出典は『
俳諧
板東太郎』(延宝7年)。
「びいどろ」はガラスのこと。
西望は羽生の俳人。
『
俳諧
板東太郎』に「
むさし野や一寸程な鹿の声
」が西望の句として収録されているが、芭蕉の句であるようだ。
アヤメが咲いていた。
さくら橋付近に雨后の句碑があった。
夜にいらば花に寝んとや桜びと
雨后は旧吹上村の人、
布袋庵柳几
について俳諧を学び、後に
加舎白雄
とも親交を持った。
「中山道間の宿」の碑
へ。
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