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私の旅日記
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2010年
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喜田窪地蔵堂
〜矢那瀬の石幢〜
長瀞町矢那瀬に喜田窪地蔵堂がある。
喜田窪地蔵堂
地蔵堂の手前右手に「矢那瀬の石幢
(せきどう)
」がある。
外見は石灯籠に似ているが、供養塔である。
江戸時代に編纂された『新編武蔵風土記稿』の矢那瀬村の条には「石灯籠一基、明応八年(1499年)ニ造立セシ銘アリ、柱ニ石モテ作レル車アリ」とあり、当時は石灯籠と考えられていたようです。
六地蔵が刻まれていて「北久保の六地蔵」とも言われているそうだ。
埼玉県指定有形文化財である。
石幢の右手に小さな芭蕉の句碑があった。
榎の実ちるむくの羽音のはつ嵐
出典は
『泊船集』
。
「むく」は椋鳥。
『笈日記』
には「
榎の実ちるむくの羽音や朝あらし
」とある。
『蕉翁句集』
に「元禄六酉ノとし」とある。
矢那瀬連中建立。
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