このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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種田山頭火の旅

〜懐古園〜
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 昭和11年(1936年)5月18日、種田山頭火は 岩村田 から汽車で小諸へ着いて 懐古園 を逍遥する。

暮れきらないうちに、懐古園(小諸城阯(ママ))を逍遥する。樹木が多くて懐かしいが、風が吹いて肌寒かった。

藤村詩碑は立派なものである、藤村自身が書いた千曲川旅情の歌が金属板にしてある、その傍の松の木が枯れかけているのは寂しかった、……雲白く遊子かなしむ……旅情あらたに切なるを感じた。二之丸阯に藤村庵がある、古梁庵主宮坂さんが管理している、小諸文化春秋会という表札も出してある(藤村自身は藤村庵を深草亭と名づけた)。

宮坂古梁は大正4年ごろ懐古園内に藤村庵を建てているそうだ。

藤村詩碑


二之丸阯の一つに牧水の歌が刻んである──

   かたはらに秋くさの花かたるらく

      ほろびしものはなつかしきかな

『旅日記』



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