このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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種田山頭火の句碑
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種田山頭火の旅

『行乞記(一)』  ・  『行乞記(二)』

『旅日記』  ・  『旅日記』 昭和十四年

『草木塔』

昭和3年(1928年)

用瀬町

(鳥取県鳥取市)

昭和4年(1929年)11月20日

長谷寺

(大分県中津市)

清水寺


(大分県宇佐市)

11月23日

宇佐神宮

(大分県宇佐市)

11月26日

阿弥陀寺

(大分県国東市)

11月28日



日暮れて耕す人の影濃し

安国寺(大分県国東市)

昭和4年(1929年)12月



しぐるるや石を刻んで仏となす

国宝臼杵石仏(大分県臼杵市)

昭和5年(1930年)



れいろうとして水鳥はつるむ

(熊本県球磨郡あさぎり町)

昭和6年(1931年)2月5日

三田尻



ふるさとや少年の口笛とあとやさき

防府駅(山口県防府市)

昭和7年(1932年)

9月4日



雨ふる故里ははだしであるく

戎ケ森児童公園(山口県山口市)

9月20日

其中庵



(山口県山口市)

小 郡



新山口(山口県山口市)

11月12日

周防国分寺

(山口県防府市)

昭和8年(1933年)

5月8日

萬福寺



村はおまつり家から家へ若葉のくもり

(山口県山口市)

9月11日

味取在住



けふも托鉢こゝもかしこも花さかり

報恩寺(熊本県熊本市)

9月19日



一歩づつあらはれてくる朝の山

旧山陽道(広島県広島市)

昭和9年(1934年)

2月20日

下関



汽笛(フネ)とならんであるく早春の白波

細江町(山口県下関市)

4月14日

一番清水



山しつかなれは笠をぬく

一番清水(長野県下伊那郡清内路村)

4月15日

飯田



山しづかなれば笠ぬいでゆく

円山公民館(長野県飯田市)

6月29日

後河原



おいとまして葉ざくらのかげがながくすずしく

一の坂川(山口県山口市)

7月29日

山口



ふるさとの水をのみ水をあび

防府駅(山口県山口市)

『旅日記』

昭和12年(1937年)1月25日

其中庵



月が酒がからだいつぱいのよろこび

大山川(山形県鶴岡市)

昭和13年(1938年)3月15日



あなたを待つとてまんまるい月の

東林寺(大分県中津市)

3月17日

宇佐神宮

(大分県宇佐市)

昭和13年(1938年)11月

「風来居」跡

(山口県山口市)

昭和14年(1939年)

10月1日



秋晴れひよいと四國へ渡つてきた

県道松山港線(愛媛県松山市)

10月13日



南無観世音おん手したたる水の一すぢ

秋の夜の護摩のほのほの燃えさかるなり

香園寺(愛媛県西条市)



はっきりみえて水底の秋

武丈公園(愛媛県西条市)

10月14日



湧いては消えては山の高さの雲の

土居高校(愛媛県四国中央市)

10月21日



その松の木のゆふ風ふきだした

西光寺(香川県小豆郡土庄町)

10月25日

志度寺

(香川県さぬき市)

10月26日

大窪寺

(香川県さぬき市)

11月2日

立江寺

(徳島県小松島市)

11月3日

薬王寺

(徳島県海部郡美波町)

山頭火「宿泊の長尾屋跡」

(徳島県海部郡牟岐町)

11月4日

「山頭火行乞日記」の碑

白浜海水浴場(高知県安芸郡東洋町)

11月6日

最御崎寺

(高知県室戸市)

11月12日

高知城

(香川県さぬき市)

11月20日



岩が大きな岩がいちめんの蔦紅葉

久万高原町役場美川支所(愛媛県上浮穴郡久万高原町)

11月21日



朝まゐりはわたくし一人の銀杏ちりしく

大寶寺(愛媛県浮穴郡久万高原町)

12月7日

義安寺

(愛媛県松山市)

12月15日

一草庵

(愛媛県松山市)

昭和15年(1940年)

2月23日

龍穏寺

(愛媛県松山市)

3月15日

正宗寺

(愛媛県松山市)

5月31日

神湊海岸


砂にあしあとのどこまでつゞく

KBC会館(福岡県福岡市)

10月11日早朝、一草庵で死去。享年59歳。

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