このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
正岡子規の句碑
荒れにけり茅針まじりの市の坪
JR予讃線松山駅
市坪駅下車。
松山市市坪南2丁目の傍示川沿いに素鵞神社がある。
社殿の手前右手に正岡子規の句碑があった。
荒れにけり茅針まじりの市の坪
明治25年春の句。茅針は「つばな」。ちがやの若い花穂のこと。この年、子規は7月11日〜8月26日の間帰郷しており、7月下旬伊予郡永田村(現伊予郡松前町)の友人、武市庫太を訪ねて1泊、8月2日にはその武市庫太に頼まれ永田村祭礼の折の発句集の選をしている。そういう時にこの地を通っての吟か。
昭和天皇御在位60年記念に昭和62年(1987年)建立。
松山市教育委員会
『俳句の里 松山』
松山市市坪北1丁目の余土公民館市坪分館前にも、この句の碑があった。
あれにけりつばなまじりの市の坪
荒れにけり茅針まじりの市の坪
『寒山落木 巻一』
(明治二十五年 春)
正岡子規の句碑
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