このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2006年
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こんにゃく閻魔
〜夏目漱石『こころ』〜
一葉樋口夏子の碑
から白山通りを西片交差点で曲がり千川通りに向かう。
常光山源覚寺があった。
浄土宗
の寺である。
常光山源覚寺に閻魔堂がある。
閻魔堂に閻魔王坐像が安置されている。
閻魔像は右目が黄色くにごっているが、閻魔王が信心深い老婆に己の右眼を与え、老婆は感謝のしるしとして“こんにゃく”を供えつづけたという言い伝えがある。このことから、眼病治癒の『こんにゃく閻魔』として庶民の信仰を集めたそうだ。
私は閻魔王坐像を見ていないから分からない。
夏目漱石
の『こころ』で、「私」は「蒟蒻閻魔を抜けて」下宿に帰る。
11月の寒い雨の降る日の事でした。私は外套を濡らして例の通り蒟蒻閻魔を抜けて細い坂路を上って宅
(うち)
へ帰りました。
『こころ』(下 先生と遺書33)
現在、「こんにゃく閻魔」を通り抜けることは出来ない。
いろは館跡
へ。
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