このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2007年
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爪木崎
〜水仙〜
下田
の町から爪木崎へ。
爪木崎は水仙の群生地。
昭和44年(1969年)4月1日、
水原秋桜子
は爪木崎を訪れている。
十時出発。南へ下って爪木崎まで行ってみる。下田港の入口から東の方へ突き出ている岬で、水仙が多いらしく、そこで詠まれた句を沢山みているので、一度見学しておきたかったからである。しかし着いてみると、実にはげしい風で、波しぶきが霧のように立っている。結局私としづ子は車にのこり、若い三人だけが磯を歩いて帰って来た。水仙は花季をすぎたので全く見られず、木苺の花だけが咲いていた。
「日記抄」
句碑があった。
抱かねば水仙の揺れやまざるよ 眸
岡本眸は、昭和3年(1928年)生まれ。
富安風生
に師事。『朝』主宰。
白亜の爪木崎灯台
昭和12年(1937年)4月1日、設置。
爪木島
伊豆七島が展望できるはずだが、今日は見えない。
10㎞沖合に神子元島
(みこもとじま)
が見えるはずだが、それも見えない。
爪木崎灯台遠望
浜薊
(はまあざみ)
が咲いていた。
恵比寿島
へ。
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