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私の旅日記2007年

爪木崎〜水仙〜
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下田 の町から爪木崎へ。


爪木崎は水仙の群生地。


昭和44年(1969年)4月1日、 水原秋桜子 は爪木崎を訪れている。

 十時出発。南へ下って爪木崎まで行ってみる。下田港の入口から東の方へ突き出ている岬で、水仙が多いらしく、そこで詠まれた句を沢山みているので、一度見学しておきたかったからである。しかし着いてみると、実にはげしい風で、波しぶきが霧のように立っている。結局私としづ子は車にのこり、若い三人だけが磯を歩いて帰って来た。水仙は花季をすぎたので全く見られず、木苺の花だけが咲いていた。

「日記抄」

句碑があった。


抱かねば水仙の揺れやまざるよ   眸

岡本眸は、昭和3年(1928年)生まれ。 富安風生 に師事。『朝』主宰。

白亜の爪木崎灯台


昭和12年(1937年)4月1日、設置。

爪木島


伊豆七島が展望できるはずだが、今日は見えない。

10㎞沖合に神子元島(みこもとじま)が見えるはずだが、それも見えない。

爪木崎灯台遠望


浜薊(はまあざみ)が咲いていた。


恵比寿島 へ。

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