このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

夏目漱石の句碑
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涼しさやうらは鉦うつ光琳寺

熊本市中央区新市街に松本外科内科医院がある。

松本外科内科医院に夏目漱石の句碑があるというので、訪ねてみた。

医院ではなく自宅の中庭に漱石の句碑があった。


涼しさやうらは鉦うつ光琳寺

 明治29年(1896年)4月13日、漱石は 上熊本駅 (当時池田駅)に降り立った。

 6月、熊本市下通町(通称・光琳寺町)に家を借りる。裏が墓だったそうだ。

すゞしさや裏は鉦うつ光琳寺

8月子規宛て書簡

 6月9日、漱石は貴族院書記官長中根重一の長女中根鏡子と結婚。

   漱石新婚

蓁蓁たる桃の若葉や君娶る

『寒山落木 巻五』 (明治二十九年 夏)

「蓁蓁たる桃の若葉や」は、『詩経』(周南)の「桃夭」による。

 9月、熊本市合羽町に転居。安普請で、家賃が高かったそうだ。

 ついでに附記す。小生今回表面の処に移転せり。熊本の借家の払底なるは意外なり。かかる処へ来て十三円の家賃をとられんとは夢にも思はざりし「名月や十三円の家に住む」かね。転居の事虚子にも御伝下たく候。

   月東君は今頃寐て居るか

9月25日(金)子規宛て書簡

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