このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
秋桜子の句碑
〜筑波山神社〜
筑波山
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筑波山縁起の碑があった。
単なる「筑波山縁起」の碑だと思ったら、水原秋桜子の連句碑だった。
筑波山縁起
わだなかや鵜の鳥むるゝ島二つ
天霧らひ男峰は立てり望の夜を
いづみわく女峰の萱の小春かな
国原や野火の走り火よもすから
蚕
(こ)
の宮居端山霞に立てり見ゆ
昭和54年11月喜雨道人時歳八十又八
喜雨道人は水原秋桜子のこと。昭和54年(1979年)11月で、数え年88歳。
昭和2年(1927年)11月、水原秋桜子は筑波山神社を訪ね、神社の「筑波山縁起」をみて五連句俳句を詠んだそうだ。
昭和3年(1928年)、『破魔弓』を『馬酔木』に改題。
昭和4年(1929年)、『ホトトギス』同人。
昭和5年(1930年)、『葛飾』刊行。
昭和56年(1981年)7月17日、水原秋桜子は満88歳で亡くなる。
昭和63年(1988年)4月24日、しづ未亡人と句碑建設委員会約250名余りの参列のもと除幕式が行われた。
『秋桜子句碑順礼』(久野治著)によれば100番目の句碑である。
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