このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2004年
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明治大学
〜古賀政男のギター〜
JR総武線お茶の水駅から明大通りを下ると、明治大学がある。
23階建ての「リバティータワー」
とても大学とは思えない。
明治大学の裏に山の上ホテルがある。
どちらがホテルか、分からない。
昭和32年(1957年)5月18日、山の上ホテルで『馬酔木』四百号記念大会が開催された。
『馬酔木』四百号記念大会が盛況裡に終って、俳壇内外に多大な反響を呼んだ。『週間朝日』に水原秋櫻子の四百号回顧の記事が掲載され、山の上ホテルに参集した在京同人のよろこびの表情が同時に掲載された。
石田あき子『石田波郷アルバム』
『馬酔木』の四百号記念大会だから
水原秋櫻子
は言うまでもないが、水原秋櫻子の隣に
石田波郷
が写っていた。
今年の3月には新たに明治大学の「アカデミーコモン」が完成した。
「アカデミーコモン」に大学史展示室があり、古賀政男の使用したギターが展示されている。
古賀政男が使用したギター
古賀政男は貧しい生活の中、明治大学商学部に学んでいた。マンドリンが得意で、大正末年には明大にマンドリン・クラブを創設。学資稼ぎにマンドリンやギターを教え、その生徒の1人と恋をしたが、年上で生活程度も高い女性だったため、結婚を断念したという。
昭和2年(1927年)夏、明治大学2年生の時、宮城県
青根温泉
で失恋を苦にして自殺を図った。23歳の時である。
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