このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2004年
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妙雲寺
〜夏目漱石の詩碑
大田原市北金丸の
ザゼンソウ群生地
から那須広域農道(ライスライン)で国道400号に出る。
国道400号で久し振りに塩原へ。
塩原町役場に車を停めて、久し振りに「手打ちそば遊蕎」でお蕎麦を食べようと思ったら、準備中。準備に30分かかると言う。
塩原ものがたり館に行ってみる。
箒川の対岸は雪化粧。
妙雲寺へ行く。妙雲寺には多くの句碑や歌碑がある。
芭蕉の句碑
も雪の中。
初しくれ猿も小みのをほしけなり
本堂の脇に
尾崎紅葉
(1867〜1903)の句碑がある。
本堂や昼寝無用の張札す
境内に常楽の滝があり、滝の傍らに夏目漱石の詩碑がある。
妙雲寺に瀑を観る
蕭条たる古刹崔嵬に倚る
渓口僧の石苔に坐する無し
山上の白雲明月の夜
直ちに銀蟒となりて仏前に来たる
蕭条
(しょうじょう)
は物寂しい様子。古刹
(こさつ)
は古寺。崔嵬
(さいかい)
は岩山。渓口は谷川の入り口。 石苔
(せきたい)
は苔むした石。銀蟒
(ぎんぽう)
は銀の大蛇のこと。
夏目漱石
が塩原を訪れたのは大正元年8月17日から23日までのことらしい。
奥に
斎藤茂吉の歌碑
がある。
とうとうと喇叭
(らっぱ)
を吹けば塩はらの深染
(こぞめ)
の山に馬車入りにけり
妙雲寺の句碑や歌碑は数が多くて見切れない。
もう準備が出来た頃だから「手打ちそば遊蕎」に行く。
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