このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

新年の旅日記

宇奈月公園〜与謝野寛・晶子夫妻の歌碑〜
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北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」から富山地方鉄道で宇奈月温泉へ。

富山地方鉄道「新黒部駅」


富山地方鉄道「宇奈月温泉駅」


 昭和8年(1933年)11月1日、 与謝野寛・晶子 夫妻は宇奈月温泉を訪れ、延對寺別館に2泊している。3日、富山へ。

おふけなくトロ押しすすむ奥山の黒部の溪の錦繍の關

岩のもと黒部の川の渦巻けり源氏ぐるまの鹿の子のやうに

「いぬあじさゐ」

宇奈月公園に 与謝野寛・晶子夫妻の歌碑 があった。


侘びざらん黒部の渓の秋の雨もみちも我も岩も濡るれば
 寛(鉄幹)

おふけなくトロ押し進む奥山の黒部の渓の錦繍の関
  晶子

与謝野御夫妻昭和八年十一月
富山県宇奈月温泉に来遊され詠草されたもの

 平成3年(1991年)10月、北陸建設弘済会が黒部川直轄砂防事業30周年記念に寄贈。

深山栄の歌碑


宇奈月のおもかげ橋になに思う若きふたりはいまだ動かず

平成26年(2014年)4月19日、建立。

深山栄は元北日本新聞会長・富山県歌人連盟会長。

想影橋


宮柊二の歌碑もあったようだが、分からなかった。

魚津城址 へ。



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