このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
今年の旅日記
舟つなぎのマツ
〜正岡子規の句碑〜
庄内町廻館の国道47号(南野バイパス)沿いに「舟つなぎのマツ」がある。
庄内町指定天然記念物
舟つなぎのマツ
江戸時代初期、正保3年(1646年)頃の正保荘内絵図(鶴岡市指定文化財)によると、最上川はこの付近を大きく湾曲して流れている。その当時、このクロマツには舟がつないだということから「舟つなぎのマツ」と呼ばれている。
最上川河川交通史を探るうえで貴重な樹木である。
庄内町教育委員会
「舟つなぎのマツ」の近くに
正岡子規の句碑
があった。
桃くふや羽黒の山を前にして
『寒山落木 巻二』に収録の句。「羽前國南野」とある。季語は「桃実」。
明治26年(1893年)8月、
『はて知らずの記』
の旅の途上で詠まれた句であろう。
平成元年(1989年)8月9日、南野バイパス開通記念に建立。
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