このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
遠藤周作 (えんどう・しゅうさく) 1923〜1996。 |
『白い人』 (電子文藝館) |
短編。フランス人の父親から「(斜視の)お前は一生、女にもてない」と言われ、ドイツ人の母親から厳しい宗教教育を受けて育ったリヨン在住のフランス人青年の私。少年時代の経験から、すっかり歪んだ人間になってしまった私は、ナチスの秘密警察の通訳となり、大学の同級生だった敬虔な基督者・ジャックを拷問するに至る…。信仰を主題とした芥川賞受賞作。非常に息苦しく重たい内容に驚く。 |
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