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池宮城積宝(いけみやぎ・せきほう) 1893〜1951。 |
『奥間巡査』 (青空文庫) |
短編。部落の人々の念願が届いて、巡査という栄職に就いた奥間(うくまぬ)だが、自分が部落の出身であることを厭わしく思うようになり、同僚たちとも本当の友情を見出すことが出来ず、次第に孤独を感じるようになる。そんな中、不幸な境涯の若い娼妓(カマルー小)と出会い、彼女に強い愛着を感じた彼は、遊郭に頻繁に通うようになるが…。ラストが何とも皮肉すぎる…。沖縄を舞台とした好編。 |
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